今回は、誰もが知る転職サイト「リクナビNEXT」について、基本情報をご紹介していきます。
有名な転職サイトではあるものの、どんな特徴があるか知らないという方も多い尾ではないでしょうか?
基本的な特徴やおすすめポイントなど、同じ業界に勤める私の視点も交えなながらお伝えしていきます。
是非参考にしてください。
リクナビNEXTとは
まずはリクナビNEXTの概要から見ていきましょう。
運営会社は株式会社リクルート
リクナビNEXTを運営しているのは、株式会社リクルートという会社です。
リクルートといえば、人材系企業の中でも最大手の企業となります。
おそらくほとんどの方がご存知ですよね。
こちらのリクナビNEXT、2020年までは分社化されており、株式会社リクルートキャリアが運営していました。
2021年には転職サイト、転職エージェントをはじめ、様々なサービスが株式会社リクルートに統合されています。
リクナビネクストは総合型の転職サイト
世の中に転職サイトは大きく分けて、全ての業種を掲載している「総合型」と、特定の業界に特化した「特化型」の2種類があります。
リクナビNEXTは前者の「総合型」に属しており、幅広い求人案件を掲載しているサイトです。
リクナビネクストの実績は?
ここからはリクナビNEXTの実績について見ていきましょう。
多くの方が利用する転職サイト
公式サイトでも紹介されていますが、
・転職希望者のの実に8割が利用している
という実績があり、多くの転職希望者が利用している転職サイトです。
豊富な求人案件数
多くの利用者に加え、掲載されている求人数もとても多いことも特徴的です。
参考までに他の大手転職サイトで公開されている求人数と比較すると、
マイナビ転職 約13000件
エン転職 約6000件
※2021年4月現在(時期により求人数は変動します)
というように圧倒的数の求人が掲載されていることが分かります。
リクナビNEXTのメリット・デメリット
リクナビNEXTの基本情報を確認してきたところで、実際のサービスのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
まずはメリットからです。
大きく3つポイントを上げていますので参考にしてください。
①最大手の安心感
まず1つ目は最大手の安心感です。
先程ご紹介してきた利用者の多さや求人件数の多さからも分かる通り、転職者と企業双方から信頼されているサービスということが分かります。
また、掲載される求人情報についても、双方から信頼を獲得するために厳格なルールに則って取材・作成がされています。
その点でも、大変安心感のあるサービスと言えるでしょう。
②グッドポイント診断
2つ目のグッドポイント診断は、リクルートが長年培ってきた独自のノウハウを活用して開発された本格診断サービスです。
30分程度選択式の質問に答えていくことで自分の強みが分かり、自己分析に役立てることができます。
グッドポイント診断の面白い点は、診断結果を応募企業に送付できる事です。
履歴書や職務経歴書以外のパーソナリティを伝えることができますので、是非活用してみてください。
③スカウト機能
3つ目ののメリットはスカウト機能です。
職務経歴書や希望条件を登録する必要がありますが、スカウト登録によって企業や転職エージェントからのオファーを受け取ることができるようになります。
スカウトについては3種類あり、
・転職エージェントからの個別面談のお誘い
・転職エージェントを利用する企業からのオファー
が受け取れます。
中には書類選考が免除になるオファーもあるようなので、積極的に登録してみるとよいでしょう。
デメリット
続いてリクナビNEXTのデメリットを確認していきましょう。
こちらは2つご紹介します。
人によってデメリットに感じない方もいらっしゃると思いますので、参考までにご確認ください。
①求人数が多すぎる
1つ目は求人数が多いという事が裏目に出てしまうケースがあります。
なぜなら、選択肢が多すぎることによって、
「結局どの企業が自分に合うか分からなくなってしまった!」
という事が起きてしまう事があるからです。
そういった事が起きないよう、自分の企業選びの基準をしっかりと持つ事が大事でしょう。
②スカウトやメールが多いと感じる事がある
2つ目はスカウトメールの多さです。
リクナビNEXTのスカウト機能は、登録者はもちろん、求人登録企業にも登録者にアピールできるという点でメリットがあります。
49000件も求人が掲載されている転職サイトですから、たくさんスカウトメールが送られてくる事が想像できますよね。
対処法としては、
・プロフィールや職務経歴など、入力項目をブラッシュアップし、自分にとってメリットのあるオファーが届きやすくなるよう工夫する
などがあります。
活用する際に参考にしてみてください。
リクナビNEXTの利用が向いている人・向いていない人
最後にリクナビNEXTの利用が向いている人、向いていない人をご紹介します。
転職サイト以外に転職エージェントを活用して転職する方法もありますので、判断の参考にしていただけたらと思います。
リクナビNEXTが向いている方
まずはリクナビNEXTの利用が向いている方からです。
4つご紹介します。
①転職サイトの利用が初めての方
まずひとつ目は転職サイトを利用する事が初めての方です。
先ほどから紹介してきた実績やメリットに加えて、求人情報の検索超しやすさや、サービスの使いやすさにも定評があります。
転職活動はなかり負担がかかりますので、ストレスを感じる事なく利用できるという点がとても大切なため、初めて転職サイトを活用する方に是非おすすめです。
②自分のペースで仕事を探したい方
転職エージェントとは違い、企業検索や応募についても自分のタイミングで行う事ができます。
利用も無料なので、今の会社に特に不満はないけど、キャリアアップの為に情報収集したい、良い企業を見つけるまでじっくりと転職活動したいという方にも向いているサービスといえるでしょう。
③幅広く企業を検索したい方
業界や業種にとらわれず、幅広く検討したいという方にも向いています。
求人情報の量が圧倒なリクナビNEXTであれば、様々な企業を見比べる事が可能です。
情報量の多い転職サイトの場合、複数のサイトを登録する必要が出てくる場合があります。
その点リクナビNEXTであれば、とりあえず1つの転職サイトに絞って、じっくり比較・検討をすることができます。
④転職に関わる対応を自分でできる方
応募や面接の調整、内定時の条件交渉などを自分で対応できる、自分で対応したい、という方にも向いています。
転職エージェントを活用すればその辺りも代行してもらえますが、手間がかからない分、自分の思い通りにならないというリスクもあるということを知っておくと良いでしょう。
という事で、自分の転職活動は他人に任せず、全て自分で対応したいという方は、リクナビNEXTのような転職サイトを活用をおすすめします。
リクナビNEXTが向いていない方
リクナビNEXTが向いていない方は下記のような方です。
①転職エージェントのような手厚いサポートを求めている方
転職について誰かのサポートを受けたいという方には、リクナビNEXTのような転職サイトは向きません。
そういった方は転職エージェントをメインに活用することをおすすめします。
ただ、転職エージェントからの情報が不十分だったり、自分に合う企業を紹介してもらえなかったりすることもあります。
そういったことも想定すると、転職サイトをサブとして登録しておくといった活用方法もおすすめです。
日頃から企業研究などで活用しておけば、いざという時にきっと役に立ちますよ。
②転職にかける時間があまりない方
転職活動にかける時間の観点で見ると、転職サイトよりも転職エージェントの方が時間をかけずに転職活動が可能です。
転職サイトの場合、企業検索や応募、選考用書類の準備、面接の日程調整など全て自分で対応することとなりますので、おのずと時間がかかってしまうことが原因です。
早く転職を決めたいという事を優先しすぎて、安易に転職先を決めてしまうのは避けたいところではありますが、どうしてもスケジュールを重視しなければならないということもあるでしょう。
そんな時は転職エージェントを活用するなど、賢く転職サービスを選択していきたいところですね。
まとめ
転職サイトリクナビNEXTについて紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
やはり最大手だけあって、とりあえず登録する転職サービスとしては申し分無いかと思います。
本気で転職活動を行っている方も、準備からじっくり取り組みたい方にもおすすめできるサービスとなりますので是非活用してみてください。