転職サービスでおなじみのdodaですが、名前を知っているという方は多いものの、サービスの特徴や、メリット・デメリットについては詳しく知らないという方もの多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、dodaについてご紹介していきます。
今後の転職活動の参考にぜひご覧ください!
運営会社
まずはdodaの運営会社から確認していきましょう。
運営は株式会社パーソルキャリア
運営しているのは株式会社パーソルキャリアという会社です。
企業としての歴史は古く、創業は1965年。
学生援護会という社名でスタートしました。
創業当時より新卒採用やアルバイト・パート領域の広告ビジネスを行っており、2019年まで運営していた「an」は知っている方も多いのではないでしょうか?
「doda」については1989年に転職情報誌として創刊されました。
サービス内容はWEBへシフトしましたが、現在も同じサービス名で転職支援を行っています。
社名については、その後創業された株式会社インテリジェンスやテンプスタッフとの経営統合などを経て、パーソルグループが誕生。
その中の転職サービス領域として株式会社パーソルキャリアが運営しています。
とても長い歴史がありますね。
会社の規模は?
従業員数は5285名(2020年3月現在)。
東京本社を始め、全国に30程度の拠点があります。
同じ業界ではリクルートに次ぐ規模です。
dodaってどんな転職サービス?
続いてdodaの基本情報を確認していきましょう。
dodaの特徴は?
dodaは転職サイトと転職エージェントを一体化している点が特徴的です。
多くの転職系サービスは、同じ企業が運営している場合でも、両者が独立したサービスとなっており、利用する場合はそれぞれ別々に登録をする必要があるのが普通です。
しかしdodaは両者を一体化して運営しているので、「登録が一度で済む」という点や「両者を並行して利用できる」メリットがあります。
もちろんどちらか一方のサービスを使うことも可能。
・転職エージェントとして利用し、企業を紹介してもらう
・双方を活用し幅広く転職活動を行う
いずれもdodaで行うことが可能です。
幅広く転職活動を行いたいと考えている方には、とても使い勝手がよいサービスと言えるでしょう。
取り扱っている業種・業界もとても幅広く、絞って転職活動したい方、幅広く転職したい方、どちらにもおすすめできるサービスです。
dodaの実績は?
転職エージェントとしては約10万件の求人数を扱っており、豊富な求人情報からおすすめしてもらうことが可能です。
転職サイトとして公開されている求人情報も、全国で7万件以上(2021年3月現在)とかなりの件数を掲載しています。
さすが大手だけあって、多くの企業が利用しているサービスですね。
登録者数については540万人(2020年2月現在)となっており、多くの方が利用している点からも安心感があります。
どうやって利用を始めるの?
利用にあたっては会員登録が必要となります。
まずは公式サイトより会員登録をしましょう。
ちなみに全てのサービスを無料で利用できますのでご安心ください。
登録時に転職エージェントやスカウトの利用も選択が可能です。
転職エージェントの利用を希望した場合は、会員登録後にキャリアアドバイザーからメールや電話で連絡が来ますので、キャリアカウンセリングの日程調整を行います。。
dodaの独自サービス
ここからはdoda独自のサービスをご紹介していきます、
様々な転職希望者向けのサービスがありますが、その中からおすすめのものを3つ紹介します。
参考にしてみてください。
おすすめ独自サービス① 年収査定
1つ目の年収査定は、dodaがこれまで転職支援をしてきた186万人のビッグデータをもとに、あなたの適正年収や、今後の年収推移を分析してくれるコンテンツです。
今の年収が自身のキャリアに合っているか確認したいという方や、現時点での市場価値を知りたいという方には、是非利用してみると良いでしょう。
おすすめ独自サービス② レジュメビルダー
2つ目は、何かと手間がかかってしまう職務経歴書の制作ツール「レジュメビルダー」です。
職務経歴、スキル、自己PRの3つのステップで書類を作成することができます。
職務内容や自己PRについても記入のポイントなどアドバイスを見ながら作成できる様になっていますので、悩むことなく簡単に書類が作れるようになっている点もおすすめです。
出来上がった職務経歴書は、Wordやpdfでダウンロードすることができます。
すぐに応募書類として活用することも可能なので、とても便利ですね。
おすすめ独自サービス③ 転職フェア
3つ目は転職フェアです。
dodaは全国の主要都市で転職フェアを開催しており、来場者・出展企業数がNo.1(東京開催)と大きな規模で運営しています。
直接キャリアカウンセラーに相談したり、企業の生の声を聞けたりする貴重なイベントとして大変人気があります。
会員登録をした際には是非活用するようにしましょう。
転職フェアは大きく2つ
dodaが開催している転職フェアは大きく「doda転職フェア」「doda転職フェアセレクト」と2つに分かれています。
最近ではオンライン開催も行っており、直接会場に行かなくても参加できるものもありますので、公式サイトからチェックの上参加してみましょう。
doda転職フェア
doda転職フェアは大型の転職フェアとして、来場者数・出展企業数ともにNo.1の転職イベントです。
・キャリアカウンセラーに相談でき、具体的なアドバイスがもらえる
・異業界や異業種など幅広く出展している
などメリットがあります。
doda転職フェアセレクト
出展する企業が、募集する職種・経験・スキルなどを絞って参加するスタイルの中小規模転職イベントです。
・自身のスキルや能力を生かした転職をしたい方
・自分が応募する可能性の高い企業とじっくりと話がしたい
という方にはおすすめのイベントです。
メリット・デメリット
最後にdodaを活用する際のメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット・デメリットは一般的に言われていることや、私の考えが含まれています。
すべての人に当てはまる内容でないものもありますので、あくまで参考程度にご覧ください。
メリット
まずはメリットからご紹介します。
転職サイト・転職エージェントの一体型サービス
特徴の部分でも紹介しましたが、やはりどちらのサービスも利用できるという点は大きなメリットです。
「登録が1回で済む」「管理が1箇所で煩雑にならない」なども大きなメリットですが、dodaならではの使い方として、
dodaの求人情報に掲載している企業について、キャリアアドバイザーに相談する
といった活用も可能になります。
「自分で探すだけ」「キャリアアドバイザーからの紹介を待つだけ」でなく、ぜひサービスをフル活用したいですね。
業界第2位の求人情報量
さすが業界2位とだけあって、豊富な情報があるということがメリットです。
情報が多ければ多いだけ、検討の幅を広げることが可能なので、その点だけでも登録する価値があるといえるでしょう。
豊富なノウハウ
長年の実績により募集企業、転職者双方の信頼が厚く、様々なノウハウを持っているという点もメリットでしょう。
1社1社の企業に関する情報も豊富に持っていますので、不安に思うことがあればキャリアアドバイザーを通して解消することが可能です。
デメリット
続いてデメリットを見ていきましょう。
キャリアアドバイザーとの相性
転職エージェントサービスを利用すると、キャリアアドバイザーがついて転職のサポートしてくれますが、その担当者との相性が悪いと感じることがあります。
これはdodaに限ったことではありませんが、キャリアドバイザーも人間ですので、避けては通れないところと言っても良いでしょう。
相性が悪いと感じたときは変更の希望も聞いてもらえますので、我慢せずに申し出ることが大切です。
キャリアアドバイザーからの連絡が遅いことがある
大手転職エージェントならではではありますが、担当するキャリアアドバイザーが多くの転職希望者を対応している場合、連絡が滞ってしまう場合があります。
決して悪気がある訳ではありませんので、必要以上に待つことなく、こちらからもこまめに連絡をして改善を希望するなど働きかけると良いでしょう。
自分にあった求人が紹介されない
求人数の多さが1つの原因でもありますが、求人の紹介をしてくれる割には、自分にあった企業が少ない場合があります。
キャリアアドバイザーも企業側から紹介を求められているということや、沢山の選択肢がある方が転職者にとっても親切という気持ちで行っていることが考えられますが、あまりにも興味のない求人が多い場合もあるでしょう。
その際は、改めて希望を伝えたり、場合によっては担当のアドバイザーの変更を申し出たりする必要があります。
遠慮すると転職活動に支障が出てしまいますので、しっかりと自分の意志を伝えるようにしましょう。
まとめ
転職サービスのdodaをご紹介してきましたが参考になりましたでしょうか?
転職を考えている方は、とりあえず登録しておいて間違いないサービスの一つです。
ぜひ有効活用いただき、良い転職につながることをお祈りしています。