HSP気質の方がもっと気持ち良く働けるような情報提供を目指し、HSP気質の私自身が工夫している事を発信する「HSP気質の働き方改革」。
今回は【デバイスの通知を切る】という事をテーマにお伝えしたいと思います。
ストレスなく働きたい、効率よく働きたいという方にはおすすめできるテクニックかと思います。
参考にしていただけると嬉しいです。
転職をお考えの際は下記も参考にしていただけると幸いです。
HSP気質は、刺激を減らす工夫が必要
HSP気質は繊細な感受性を持っているが故に、常に刺激と戦っています。
この刺激は、仕事を進める上で大きなストレスとなり、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
HSP気質は常にストレスにさらされています
HSP気質が仕事でストレスを感じることとして、
- 近くで同僚が話をしている会話の内容
- 上司の機嫌
- 職場で感じる匂い
- 空調の温度設定
などあげればキリがありません。
職場環境にもよりますが、少なからず何らかのストレスは常に抱えている状況と言えるでしょう。
外的要因は対処する事が難しい
しかし、それらは外部から受けるものとなりますので、なかなかコントロールは難しいものです。
同僚に「静かにして!」とお願いする事もできませんし、空調の調整をして誰かから文句を言われる事を考えると、自ら動くことはできないでしょう。
少しでも刺激を減らす為に、通知を切ってみましょう
このように、外部からの刺激は対処が難しい中で、少しでもストレスを軽減したいと考えると、「自分でできる範囲」でストレスの要因を少なくする工夫をすることが必要です。
そんな中で、簡単にできるストレス軽減の方法として「デバイスの通知を切ってみる」という事をおすすめします。
通知を切ることができるものはこれだけあります。
私たちが、日々生活や仕事で使用しているものの中で、通知を切ることができるものはどれくらいあるのでしょうか?
ちなみに私が通知を切ってしまっているものをご紹介していきたいと思います。
スマートフォン
まずはスマートフォンからです。
下記のようなものの通知をOFFにする事によって、電話以外は携帯が鳴らないようにしています。
①メール
メールは音が出たり、バイブが鳴ったりしないように設定をし、1日に数回チェックするようにしています。
皆さんもそうがしれませんが、基本的に私用のメールについては、緊急性が低く、利用しているサービスのお知らせを受け取る事が多い為、頻繁にチェックする必要がありません。
それらの通知で毎回スマホが鳴る事はストレスになりますので、通知をさせないようにしましょう。
②電話
電話の通知は、仕事のこともあるので、完全にオフにすることはできませんが、着信音は鳴らないように設定しています。
音が鳴らないようにすることによって、集中したい時など着信に気づきたくない時間は、鞄の中にしまうなど対処をしています。
③SNS
SNSも通知が多くなりがちな為、音が出ないように設定変更しましょう。
皆さん使い方はそれぞれかと思いますが、私の場合は趣味に関わるフォローを結構していますので、なるべく休憩時間など、趣味に当てる時間で自ら見に行き、まとめてチェックする様に決めています。
連絡を取り合う事が多いLINEについては、プッシュ通知はOFFにして、バッジ表示のみの設定にしています。
④アプリのプッシュ通知
基本的に全てのアプリについて言えますが、プッシュ通知はOFFにしています。
プッシュ通知で受け取ってしまうと、たとえ内容を見なかったとしても、反応してしまうことで無駄なストレスを感じることに。
さらに、通知が来てアプリを開いたのに、その内容が不必要なものだった時の「がっかり感」を避けたいので、通知は受け取らず、自分のタイミングで見に行くようにしています。
パソコン
続いてはパソコンです。
こちらは2つご紹介します。
①メール
まずはメールです。
メールのアプリも、設定によっては音が出たり、ディスプレイにポップアップで表示されたりと、ストレスに感じる通知がありますよね。
基本的に、メールも緊急性の高くない連絡がほとんどですので、こちらも自分のタイミングでまとめて閲覧するのがおすすめです。
常にメールをチェックしていないと仕事にならない職種の方でない限り、通知されないように設定を変えてしまいましょう。
②グループウェア
MicrosoftのTeamsやチャットワーク、G Suiteなど、グループウェアを利用して職場のコミュニケーションを行っているという方も多いかと思います。
グループウェアは便利な半面、通知の多さはメールよりも多く、画面上に通知が表示されるたびに集中が途切れ、ストレスを感じますよね。
テレワークで仕事をしている方にとっては、メインの連絡ツールになりますので、完全に通知をOFFにすることは難しいかと思いますが、なんとか通知の数を減らしたいところです。
工夫できることとしては、
- 画面のポップアップ表示をOFF、通知はアプリアイコンのバッジで確認
- 急ぎ対応の必要がないグループは通知をミュート
などがあります。
全ての通知を切る事で気づける事
最後に、通知を減らす工夫をしてきたことによってどんな事に気づけたかをお伝えします。
いかに通知の刺激がストレスだったか
通知を減らすことによって、これまで受けてきた通知がどれほどストレスだったかという事に気づく事ができます。
唯一、自分のデバイスが鳴らないことによって、友人がいないのでは?とか、仕事してないのでは?と周囲に心配されているかも、といった事を想像してしまう事がありますが、それもすぐに慣れるので、気にせずOFFにしましょう。
通知の確認に多くの無駄な時間を費やしていたこと
一つひとつの通知の確認自体は大した時間でないものの、1日トータルで見るとかなりの時間になります。
例えば1時間に5回通知が鳴るとして、その確認に1回あたり1分とすると、仕事をしている8時間の間で、40分もの時間を通知の確認に充てていることに。
それだけの時間を取られていると考えるだけでも、いかに無駄な時間を使っているかということに気づく事ができるでしょう。
ほとんどの情報はリアルタイムに必要ない
メールが届いたお知らせ、天気予報のプッシュ通知、SNSからのお知らせ通知など、自分の元に来る通知は、そのほとんどがリアルタイムに確認しなくて良いものと気づく事ができます。
通知が来なければ、本当に必要な情報だけを自分から確認する様になりますので、情報の断捨離も進みますよ。
旅行などの非日常のイベントがもっと楽しめる
通知を切ることによって、プライベートも充実します。
特に旅行や行楽などの非日常を楽しむイベントで強く感じる事ができるはずです。
いかに通知が来るたびに,無意識のうちに現実に引き戻されていたと言うことを実感することができます。
心身ともに、本当の意味でリフレッシュするためにも、おすすめの工夫といえるでしょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回のHSPの働き方改革はいかがでしたでしょうか?
通知を着ることは意外と勇気のいるものですが、実行してみると遥かにメリットが多いと感じています。
外的な要因はコントロールできなくても、自分自身で工夫できる事はまだあると思いますので、これからも色々と試して、またご紹介したいなと思います。
転職をお考えの際は下記も参考にしていただけると幸いです。